「砂糖に課税」という人にどう対応すべきか

2023年度の慶應義塾大学湘南藤沢中等部の国語の入試問題で「砂糖は体に悪いから課税しましょう」と言う人に反論してください、という問題があっるそうです

あなたの目の前に次の意見を述べる人が現れたとして、あとの問いに答えなさい。「甘いモノって、誘惑は強い割にだいたい体に悪いじゃないですか。肥満とか生活習慣病にも繋がるし。だから、国なり県なりで税金をかけて、値段を上げていけば自然と国民・県民の健康が増進されるって思うんですよ。子供の身体の生育に必要な部分もあるでしょうから、料理に使う砂糖とかは例外として、生活習慣病の人の食生活をある程度追い駆けてみて、どう見てもいけないなぁと思うような品目だけでいいんですよ。課税しましょう。」

私の考えとしては反論すべきではないと思います。

問題文の中で「意見を述べる人」とありますが、この人が一般人で選挙投票する方なのか、それとも法律改正に関わりのある総理大臣や国会議員なのかで答えが変わってきます

一般人であれば砂糖に課税する権利も権限もありませんから、言いたいことを言わせておけばいいのではないのでしょうか。一般人の考えや発言で法律が変わることはありません。

政治家など法改正が可能な立場の人が発言しているのであれば「選挙で落選しますよ」と伝えればいいと思います。

国防費、少子高齢化などの問題があるなかで、砂糖に課税しますと言っている人が当選するとは思えません。

受験問題であればどう反論するかを答える必要がありますが、私生活でそのような人がいたら相手にするだけ時間の無駄です、反論などせずにその場を去っていくのがいいでしょう