お金の流れからジャニーズ問題を考えてみる

タレントは仕事の成果として事務所からお金をもらい
事務所はテレビに出演する、もしくはスポンサーと直接契約をしてお金をもらいます
テレビはスポンサーからお金をもらって番組を作成します
スポンサーはテレビで商品やサービスを知った視聴者からお金をもらいます
もしくは広告で商品やサービスを知った消費者からお金をもらいます


タレントからするとお金をもらっている事務所の指示や考えに反することはなかなかできません
見て見ぬふりをしていたことは問題ですが、何かしら行動を起こすことで仕事がなくなり生活ができなくなることを考えるとタレントを責めるのはおかしいと感じます。

テレビがジャニーズタレントを出演させていることは問題なのですが、視聴率が取れてお金が入ってくるので止めることはできません。
スポンサーも同じでジャニーズタレントを起用することで消費者が商品やサービスにお金を払ってくれるので止めることはできません。

一番最初に対応する必要が出てくるのは視聴者であり、消費者だと思います。


スポンサーが契約を切り始めた理由は、性被害が重要な問題だと考え始めたのではスポンサーではなく消費者だからです。

大御所のタレントが放置していたことを責める人がいますが、この問題に対処するべきは警察です。
ジャニーズ事務所と近づくほど、長く付き合うほど、この問題の大きさを知ることになります。
しかし、警察が動かないという大きな問題も知ることになります。
タレントにできることはあまりにも少ないので、責めるのは違うのではないでしょうか