エクセルでは1900/1/0という存在しない日付を管理している

エクセルは日付をシリアル値(連番)で管理している

エクセルに日付を入力する時に/(スラッシュ)や年月日で区切ったりして入力します。するとエクセルは入力した値をそのまま管理するのではなく、シリアル値(連番)という値に変換して管理をしています。

1900/1/1のシリアル値が1

エクセルに1900/1/1を入力します。入力した値をシリアル値に変えてみます。「セルを右クリック」→「セルの書式設定」→「表示形式タブ」→「分類」→「標準」を選択。すると数字の1が表示されます。

シリアル値が増えると翌日になる

数字の1を2に変えて日付表示してみましょう。「セルを右クリック」→「セルの書式設定」→「表示形式タブ」→「分類」→「日付」を選択。1900/1/2になります。

2021/5/22のシリアル値は44338

1900/1/2を2021/5/22に変えてシリアル値で表示してみましょう。「セルを右クリック」→「セルの書式設定」→「表示形式タブ」→「分類」→「標準」を選択。すると数字の44338が表示されます。

今年のシリアル値を簡単に計算すると次の値になるのでだいたいあっています。44165=(2021-1900)*365

シリアル値0を日付にすると存在しない1900/1/0が表示される

最後に数字の0を入力して「セルを右クリック」→「セルの書式設定」→「表示形式タブ」→「分類」→「日付」を選択します。すると1900/1/0という存在しない日付が表示されます。