記憶力を頼りに言葉で指示を出している上司は、部下のミス対処に追われる

一日の終わりに部下に与えた仕事がどうなっているのか確認すると、着手していなかったり、進んでいないという問題を抱えている上司を見かけます。そのような上司に共通しているのが、記憶を頼りに作業指示を出していることです。

 

○新人の時は記憶力がいいとある程度仕事ができます。しかし、上司となると変わってくる場合があります。

 

○共通の資料を見ていなかったり、メールを送っていなかったりすると記憶を頼りに情報伝達をすることになります。伝える側は頭の中に正確な情報があるため問題ないのですが、聞く側は情報整理に労力を必要とするため、思っている以上に伝わっていないことがあります。

 

○部下の尻拭いをしている

情報をうまく伝えられていない上司は自分の仕事以上に、部下のミス対応に追われて一日を過ごしているように見えます。部下には正確に情報を伝えて仕事をこなしてもらうようにしたほうがよいでしょう。

 

○わからなさすぎると、質問ができない

作業指示を出して、最後にわからないことは無いか質問はあるかの答えに「ありません」と返されたにも関わらず、このような問題が発生する場合もあります。これは何を質問すればいいのかわからないほど、情報が伝わっていないか、仕事を任せられるほどの事前知識がない場合がほとんどです。これまでの業務内容で既に知っているだろうという勘違いから起きていることもあります。